学校日記

公開日
2013/07/04
更新日
2013/07/04

今日の石尾台中

雨が降っています。
ふと、伊藤整の詩を思い出しました。


雨の来る前に

ざあっとやって来いよ 夏の雨
地上のすべてのものは用意している。
山の麓から低くかぶさってしまった雲よ。
夏の緑はうす暗い蔭におおわれ
物ほしに白いものがかかり
燕は黒く曇天の下を飛び交い
人は重い頭をして室にいる。
降って来いよ 夏の夕立
その時 始めて人の目はほっと開かれ
草木も葉を そよがせるものだ。
          (詩はここまで)


詩人は、文学として、詩を書いていますから、自由な表現ができますが、
学校関係者としては、夕立は下校時に重なると、実に困ります。
雨よ、お願いだから、登下校の時間を避けて、降っておくれ!