今日は、哲学者の三木清の言葉をご紹介します。

ひとは軽蔑されたと感じたとき最もよく怒る。
だから自信のある者はあまり怒らない。


人の社会には、時に人を軽んじて侮るという行為が存在します。
そうした場合、人は怒ります。また、怒らなければなりません。
しかし、本当は、自分自身に自信を持ち、
自分は他から軽蔑されるものではないとするならば、
怒りはありません。
自分に自信と真実があってこそ、怒りを抑え、
心を安らかにしておけるのです。

（写真はウィキペディアより引用）