≪校長室の窓≫ 夢授業を終えて
- 公開日
- 2013/06/25
- 更新日
- 2013/06/25
学校の窓
石中生の皆さんへ
昨日の「夢授業」は、いかがでしたか。
私は、ジョン・ギャスライト先生の、次の言葉が印象に残りました。
○ドリームメーカーになろう。
家族や友達が頑張ろうとしているとき、
その夢を“応援する人”をドリームメーカーと言う。
家族や友達が落ち込んでいる時に、「君ならできるよ!」と
励ます人もドリームメーカー。
○逆に、人が何かしようとしたときに、
「そんなの無理だよ」「前例がないよ」という人がいる。
そういう人たちのことをドリームブレイカーという。
人の夢を壊してしまう人達だ。
そんな人に絶対になってはいけない!
○僕は子どもの頃、施設に入れられた。
その時、友達が僕の背中を優しくさすってくれた。
それは、彼が依然、先生に、
「きっといい奥さんをもらうわ!そして世界一のパパになれるわ。
これから施設に入ってくる子に優しく背中をさすって元気をあげてね。」
と言われたからだった。
その後、彼は、施設の園長になった。
まさに、彼が出会ったその先生は、ドリームメーカーだった。
○海辺に流れ着いてきた「下駄(げた)」を見たときから、
いつかサムライの国「日本」に行きたいという夢を持っていた。
そして23歳でその夢がかなった。
日本に来て、食べ物・言語などいろいろな壁にぶつかった。
留学生の中には、「ぶつぶつ」文句を言う人がいた。
でも、「ぶつぶつ病」は夢を壊す。
視点を変えれば色々な発見ができるのだ。
視点を変えれば“エキサイティング”になれるのだ。
「自分にはパワーがある」と信じれば、必ず前進できる。
○僕は、両腕がなくてもパイロットになった女性を知っている。
彼女は足だけで操縦する。
「絶対にパイロットになる」という“夢”を持っていたからなれたのだ。
○逆に、プロバスケットの名選手が、たった1回のDRUGSで、
一生を棒に振ってしまった例もある。「正しくない」と思ったら、
絶対に“断る勇気”が必要だ!
「正しくない」ことをしたら、必ず“夢”は壊れる。
ジョン・ギャスライト先生が、石中生に、もっとも伝えたかったことは、
次の5つではないかと、私は思いました。
1 夢を持っている人を応援しよう!(ドリームメーカー)
2 夢に向けて「できること」から始めよう!
3 いろいろなことにチャレンジしよう!
4 視点を変える!
5 違いを認めよう!みんな違うから素晴らしい。
校長 堤 泰喜