『式辞』
「桜、もくれん、こぶしなど、春を知らせる花が今年は早く咲きました。１７９名の新入生の皆さん、入学おめでとう。知多中学校へようこそ。
今日は、皆さんと、皆さんのご家族、われわれ教師とが、出会う、すばらしい日ですね。
　入学に際して、皆さんに三つ、話をします。
　一つ目、中学校は、自分をよりよくするところです。今まで、できなかったことができるようになる、そのための努力を惜しむことがないように。そして、がんばっている自分を好きになってほしいと思います。
　二つ目、中学校は、仲間をつくるところです。今、となりにいる人、同じクラスとなった人、同じ学年の人、同じ部活動の人など、たくさんの人と仲間となってください。よい仲間を作るためには、よい人にならなければなりません。
　三つ目、健康に気をつけることです。ひとりひとりが命を大切に思い、大事に使う気持ちを持つこと。そして、心と体を鍛え、命を強くしていくことです。
　今、話をした三つのことを忘れなければ、きっとすばらしい中学校生活になると思います。
　保護者の皆様、本日はまことにおめでとうございます。新入生の子供たちの立派な態度から、たくさんの愛情を持って、これまで、お育てになっていらっしゃったことがよくわかりました。今から、私たち教員もお子さんの成長のために、精一杯努めてまいりたいと存じます。どうかよろしくお願いいたします。
　最後に、新入生の皆さんが、早く知多中学校の一員として活躍してくれることを願い、式辞とします。
　　
平成２５年４月５日　　春日井市立知多中学校長　　長谷川昌信」

校長先生の思いのこもった式辞でした。この式辞を心にとめて、知多中学校の生徒として３年間がんばってください。