学校日記

第2回避難訓練

公開日
2008/10/03
更新日
2008/10/03

学校行事

 第3回テストが終了した後、避難訓練を行いました。今回は、地震後火災が発生したという設定でした。今回は避難はずいぶん素速くでき、目標の5分を大きく下回りました。しかし、おしゃべりが聞こえたことがダメなところでした。
 今日は春日井市消防本部より東さんに来ていただき、避難に際しての具体的な行動についてお話を伺いました。
 東さんのお話は次のようです。
 地震が発生したときに、今日は机の下に隠れましたが、いつも適当な机があるとは限りません。心がけておきたいことは、倒れるおそれのあるものや割れたガラスが飛んでくるような場所から離れること。たんす、冷蔵庫、本棚、食器棚などです。また、日頃からこうした家具の固定に努めること。ホームサンターなどに簡単な装置が売っているので、家族の人と一緒に買い求め、固定作業をしてはどうだろうか。また、火災の場合は、焼死より有毒ガスを吸入することで命を落とすケースが多い。煙は下から上へ動くため、できるだけ姿勢を低くして避難することが大切である。消防士の人でも空気ボンベが空になったら、最終的にはマスクもボンベもはずして床に這いつくばって難を凌ぐことがあるそうだ。過酷な状況でも床面から10cm〜15cmの所には、きれいな空気が残っていることが多い。とても説得力のあるお話をみんな真剣に聞きました。最後に先輩の消防士から教えられたという言葉を聞かせていただきました。訓練は実践のように、実践は訓練のように。私たち教師にも、消防計画をもう一度確認するようにというご指導をいただきました。校長先生からは、差し迫った災害の危険性と自分の身を守る事が第一、その後周囲の人にも気を配ることができると良いというお話をいただきました。