9/25(月)朝会
- 公開日
- 2023/09/25
- 更新日
- 2023/09/25
今日の坂下中
2学期も1か月が経ちました。今日は部活動の表彰がたくさんありました。様々な所で活躍していることを嬉しく思います。その後の校長からの話では、9月の行事を振り返りながら、これからの学校・学級づくりについて次のような話をしました。
「9月も下旬となったのに相変わらず暑い日が続いています。夏休みがあけてから、あっという間に1か月がたちましたが、みなさんはどのような毎日を過ごしていますか?
9/14のスポレク大会では、閉会式でも話をしましたが、みなさんの素敵だな・すごいなと思ったことがたくさんありました。その中でも、学級・学年をこえて温かな声援、言葉がけがあったこと、真剣に競技に取り組み、仲間のすごさに触れることができたこと、ルールをきちんと守り、目標達成のために心から喜んだり、悔しがったりしながら取り組めていたことが、とてもよかったと感じました。みなさんは振り返ってどのような感想をもったでしょうか。ぜひ、よかったことは継続し、課題となったところは、よりよくなるようこれからの学校生活につなげていってください。
さて、2学期の始業式で、いつも伝えている3つのことと、そのためにやってほしいことをお話ししました。1か月が経って、一歩踏み出すために、自分がなりたい・こうありたい姿をはっきりさせることができていますか。自分を大切にするために、心と体を大きく、強くなるよう努力していますか。周りの人を大切にするために、できることから何か働きかけていますか。
始業式で、1学期のアンケートを集計したレーダーチャートを使い、みなさんに坂中のよい所や課題を分析してもらいました。そして、フォームで、何に取り組むとよいか、自分は何に取り組むのか、坂中がどのような学校になるとよいかについて、意見を募集したところ、76人の人が回答を送ってくれました。回答に協力してくれたみなさん、ありがとうございました。そこで、その結果を紹介します。
まず、何に取り組むとよいかですが、一番多かったのが「決まりを守る・規律力を伸ばす」という意見でした。たしかに、レーダーチャートで一番へこんでいるので、そこを何とかするべきだと考えるのは自然なことかもしれません。それとともに、授業の取り組み方にかかわる声も半数近くありました。
それとともに、こうするとよいという提言を書いてくれている人もたくさんいました。まとめると、みんなで話し合って、課題を共有するとよいのでは、そして、それを解決するために協力するとよいのではという意見でした。また、当たり前のことは、一人一人がちゃんとやるべきではという意見もありました。
次に、坂中がどのような学校になるとよいかについては、みんなが過ごしやすい学校にという意見が多く出されました。また、全体的に見ても、周りの人のことを考えられる・大事にできる・高め合えることを望んでいるものばかりでした。
最後に、自分自身が取り組みたいことですが、自分から主体的にやってみようという声や身近なところから改善していこうという声、自分を見つめ直し、クラスに貢献しようという声、よりよい姿を目指して、定期的に振り返っていきたいという声が挙がっていました。
さあ、みなさん。割合でいえば20%ぐらいの生徒の声ではありますが、これらの声をどのように感じますか?もちろん、もっと違う意見や捉え方もあるかもしれませんが、これからの坂下中が進むべき方向やヒントがつまっているように感じませんか。
みなさんの学級でも、学級のレーダーチャートを使って、話し合いをしたと思います。それをふまえて、取り組むことを決めて、始めようとしているのではないでしょうか。それを進める上で大切なことは、課題を自分事としてとらえること、身近な所から目を向け、やることは具体的にすること、仲間と協力して取り組むこと、何のためにやるのかを見失わないことの4つです。そして、上手くいかなくても、修正を繰り返し、アップデートすることも大事です。
さあ、魅力ある坂下中をつくるため、一歩踏み出しましょう。一人一人の想いや力をこれから形にしていきましょう。」
生徒たちが自分たちの力で、自分たちから学校をよりよくしてくれることを期待しています。