国語科より 書くことのポイント2
- 公開日
- 2020/04/16
- 更新日
- 2020/04/23
2年生学習サポート
前回、「1.結局何を伝えたいのか」(要するに何の話?)で例文を示しました。
実はここで行ったのは、
2.「具体的なこと」から「抽象的なこと」への言いかえでした。
「イチゴ・ブドウ・バナナ」という個々のものの名前のから、そのグループの仲間の名称「果物」に言いかえています。
この個々の名前(ここでは「イチゴ・ブドウ・バナナ」)を「具体的なこと」といい、
グループの名前(共通する性質を表す言葉:ここでは「果物」)を「抽象的なこと」といいます。
では、いつも「具体的なこと」から「抽象的なこと」へ「言いかえ」で通じるかといえば、そうはいきません。
次回は、「抽象的」から「具体的」への話になります。