学校日記

5/20(月)朝会での話

公開日
2024/05/20
更新日
2024/05/20

今日の坂下中

 今日は朝会が行われ、テニス部の表彰と教育実習生の紹介がありました。その後で、以下のような話をしました。

おはようございます。5月に入り気持ちの良い青空が広がる日が増えてきました。これからは暑くなる日が増えてきます。熱中症にならないよう、水分補給と暑さ対策を忘れないようにしてください。さて、前回の朝会から今日までの間にも様々な行事がありました。主なものを振り返ってみましょう。まず、4/22に今年度初めての授業参観が行われ、新しい学年・学級になってからの授業の様子をお家の方に見てもらいました。私は毎日、みなさんの授業の様子を撮影してはH.P.で紹介していますが、この1か月半、授業の中で課題に対して仲間と協力しながら積極的に取り組むことができているなと感じています。内容が難しくなってくるかもしれませんが、これからも初めの気持ちを忘れず、学びを積み重ねていってください。GWの間となった5/2は体力テストが行われました。昨年の自分を越えようとみなさん必死に取り組んでいましたが、結果はどうでしたか。この機会に記録だけを見るのではなく、自分が苦手としている動きを知り、意識して鍛えてみてください。それによりケガをしにくくなったり、動ける範囲が広がったりし、体をしなやかに強くすることにつながります。5月の初めには1年生の入部する部活が決まりました。新しい仲間が加わった部活の雰囲気はどうですか?先輩である2・3年生は、自分たちが創り上げてきた部活動の雰囲気を伝えながら、1年生が楽しく、生き生きと活動できるように働きかけていってください。1年生は、分からないこと知りたいことを積極的に先輩に聞き、自分が選んだ部活動のよさを早く見つけてください。そして、先週は1年生が春日台特別支援学校との顔合わせ交流に出かけました。春日台のみなさんとの出会いはどうだったでしょうか?この交流は、昭和56年から始まり43年目を迎えました。そして、この交流から一人一人に素晴らしい個性があることを知り、互いを思いやり、尊重することの大切さを学んでいます。他校と3年間を通して関わる試みは市内の中学校でも坂中だけですので、この機会をみなさんで意味あるものにしていってください。

 色々なことがあった1か月でしたが、3つのことを踏まえて自分自身を振り返ってみましょう。一つ目について、4月の気持ちを忘れず挑戦を続けていますか。初めに決めた目標に向かって進んでいますか。二つ目について、仲間に対して、いじりやからかいをしていませんか。「喜んでいるだろう」「冗談のつもりで」と自分勝手な判断で、仲間に言葉をかけていませんか。三つ目について、学校・学級で決められたルールや交通ルールなどをしっかりと守れていますか。今から時間を取りますので、自分自身に問いかけてみましょう。(時間をとる)この時期は緊張感や初心を忘れて、「慣れ」という魔物が顔を覗かせます。慣れることは悪い事ではありませんが、それが気の緩みや弱い気持ちにつながってしまいがちです。時々、自分を振り返って「慣れきっていないか」「慣れが悪い影響を与えていないか」チェックをしてください。

 さて、前回の朝会で、みなさんにお伝えした学級力のアンケートの結果が出ました。一階から三階の掲示板に、学校・それぞれの学年のレーダーチャートを貼ってみましたが、見てもらえましたか?また、どのようなことを感じましたか。5/1・2に学級のレーダーチャートを基に、個々やグループで分析をし、学級の強みと課題を話し合ってもらいました。学級開きがはじまったばかりでしたが、どの学年・学級も気付きやそれをもたらしている要因をたくさん導き出していました。そして、これからの学級に期待することや、取り組むとよいことなどをみんなの前で提案し、語る姿がありました。このように、一人一人が学級をよりよくしていこうと考え、意思表示できるのはとても素晴らしいことです。この気持ちを行動に移すことができるようになれば、きっと学級はみなさんの手で変わっていくはずです。

 アンケートではみなさんに「坂下中が魅力ある学校になるためにはどうすればよいか」についても回答してもらいました。それを学年ごとに記述の全てをチャットGPTを使って要約してみました。赤字が3学年が共通していた内容です。すると3つの共通点が明らかになりました。現在、生徒会や委員会活動では、3つのことを踏まえて企画を考え、早速、動き出しています。代表者が率先してこのような動きをしていることを頼もしく感じます。次の朝会までの期間、大きな行事が目白押しです。野外学習・修学旅行もありますね。いつも違った環境での活動があるということは、自分の力を試す大きなチャンスです。これを逃してはなりません。学校や学級は先生も含め、/生徒一人一人の力で創っていくものだと私は考えています。やるべきことが分かった今、早速動き出しましょう。一人一人の小さな一歩の積み重ねが大きな一歩になるはずです。」

 これからの1か月が全ての学年にとって飛躍につながる期間となることを期待しています。