朝読書にオススメの本
- 公開日
- 2020/05/12
- 更新日
- 2020/05/12
各学年
青学年のみなさん、学習は順調に進んでいるでしょうか。なかなか外出できないこの頃ですが、この機会に、ぜひ読書に親しみましょう!
青学年からは、先生たちのオススメの本を定期的に紹介していきたいと思います。ぜひ、朝読書などに読んでみてください。
オススメの本 その1
書 名:ブレイブストーリー
著者名:宮部みゆき
有名RPGをもとに書かれたファンタジー小説です。序盤はファンタジーとは程遠い、現実の世界でのリアルな内容が続きますが、徐々にファンタジーの色を帯びていきます。上・中・下の三部作になっていて読みごたえはばっちりですが、読み進めていくうちに引き込まれてあっという間に読破してしまいます。主人公ワタルの人間的な成長も見どころです。
オススメの本 その2
書 名:夜のピクニック
著者名:恩田陸
本作品は、西脇融(にしわき とおる)と甲田貴子(こうだ たかこ)のW主人公で話が進められます。各章ごとにそれぞれの視点が切り替わるため、1日1章程度の短い分量を読み進めていく朝読書にピッタリです。この物語の高校独自の行事、「歩行祭」を経て、恋愛とは違う二人の関係性の変化も見どころです。ぜひ読んでみてください。
オススメの本 その3
書 名:氷菓
著者名:米澤穂信
「わたし、気になります」少女・千反田えると省エネ男子高校生・折木奉太郎の学園ミステリー。探偵役・奉太郎の頭の回転の速さと、奉太郎とえる、二人のやりとりが個人的推しポイント。謎解きもストーリーも面白いです。また、アニメ化もしているので触れやすいのではないでしょうか?シリーズものなので巻を重ねて変わる彼らの関係を読んでみてください。
オススメの本 その4
書 名:モモ
著者名:ミヒャエル・エンデ
「時は金なり」といいますが、ゆっくりする時間は不要なものですか? 主人公・モモが住む街に、時間どろぼう灰色の男たちが現れました。彼らは、言葉巧みに人々の時間を盗み——心まで貧しいものにしてしまいます。時間ってどう使うのが良いのだろう?そう考えさせられた作品です。読みやすくてなかなか深い物語、ファンタジーが好きな人に、ぜひ勧めたい一冊です。